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SEMINAR REPORT

INFORMATION & SEMINAR REPORT

開催されたセミナーの詳細をお知らせします

『第4期マニュアル作成コース第1回』レポート更新しました!

MID-G新年度に入り、次々にコースが開始されて反響を頂いております。先日5月25日には『第一回 マニュアル作成コース』を開催致しました。理事を含め、総勢50名以上の参加者で大いに盛り上がりましたので、こちらのレポートにて報告させて頂きます。

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MID-Gでは今年度より、インストラクター制度を導入し、会員様の中で規定のコースに既にご参加して頂いた中の希望者の方にインストラクターとして活躍して頂こうと動き出しております。よって、今年度のマニュアル作成コースは、前年度とは全く違った雰囲気での開催となりました。

今回のセミナーでは、各参加者がグループ分けをされ、そのグループひとつにつき、理事とインストラクター計2名がつきます。このグループで1年間、マニュアル作成について学んでいきます。第一回目ということもあり、緊張した様子の参加者たちの姿も見受けられましたが、インストラクター候補の先生方、理事たちがその緊張を解すためにも、グループ内で飛び交う質問に答えたり、自己紹介を行ったりする姿が印象的でした。これが回数を重ねていくにつれてどんな風に変化していくのか、楽しみなところでもあります。

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セミナーは、午前中に荒井理事の講演、賛助会員様方のランチョンをはさんで、午後は2012年にMVPを取られたプラザ若葉歯科院長の篠田智生先生の発表という流れで行われました。間には適宜ディスカッションの時間が設けられ、マニュアルの赤入れについてや、データ打ち込み作業についてなどの質問コーナーが設けられました。

まず初めに荒井理事から、『マニュアル作成の概要』をお話致しました。マニュアルとはそもそもどんなものなのか、マニュアルを作成するにあたっての注意、考え方など、一回目に相応しい内容となりました。特にこのマニュアルシステムは、初期教育には欠かせないと荒井理事は強く述べました。マニュアルの良さは、院長やリーダーからの指示に言い伝え漏れがなく、スタッフ自身のスピードで学ぼうと思えば学べるところにあります。積極的に学べる環境があればスタッフも成長することができるので、その環境を院長が用意してあげることが重要です。

また、最後にはマニュアルの運用方法について、①ヒトへの運用②モノとしての運用③オカネに関する運用の3つを挙げました。マニュアルは作って終わるわけではなく、その後の導入から運用までが重要であり、大変なところでもあります。院長の手腕次第で方向性は変わっていきますので、ぜひとも参加者の皆様にはこの1年間で『マニュアル運用面』も考えて頂きたいと思っております。

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次に、埼玉県でプラザ若葉歯科を開業しておられる篠田智生先生より、「医院経営においてマニュアル作成から学べること」というタイトルで講演を行って頂きました。篠田先生は2012年度のマニュアル作成コースのMVPを獲得されています。そのMVPマニュアルはどのようにして作られたのか、どんな苦労があったのか、細かくご紹介頂きました。

マニュアルを作成し、導入したことによって、縦割りの組織ができ、スタッフの教育をすることができた、と篠田先生はおっしゃいました。わかりやすいマニュアルはいろいろな成果を生み、スタッフ間にも団結力が生まれたそうです。それが顕著に現れていたのが先生手作りの医院紹介動画でした。篠田先生にはMID-Gの支部役員としてもご活躍頂く予定でおり、そのご経験を是非とも会員の皆様に伝えていってほしいと思います。

マニュアル作成コースでは1年間で主要6つのマニュアルを作成頂きます!まずは試用期間マニュアルです。困ったことがあれば、ご相談にのりますのでその際はぜひ事務局まで。参加者の皆様の独自のマニュアルを、楽しみにしております。