【かとう ひさこセミナー】レポート更新しました。

2013年11月13日（水）

かとうひさこの手とり足とりコース　アドバンス編

MID-G品川セミナー室にて、歯科衛生士のスペシャリストであるかとうひさこ先生による、『第４回かとうひさこの手とり足とりコース　アドバンス編』が開催されました。全国のクリニックからかとう先生のテクニックを学びたいという衛生士が集まりました。今回は、１時限目に「歯科医院への貢献」、２時限目に「自費率向上への取り組み」、３時限目に「コミュニケーションについて」のカリキュラムです。しかしながら、それ以上の指導を頂き、盛況のうちに終わりました。

このコースでは、かとう先生ご自身が考案されたオリジナル顎模型を使用し、直接指導をして頂けるコースであり、熱心に顎模型と向き合う受講生の姿が見られました。今回の授業は、年間を通して全６回あるうちの４回目となるため、受講生同士、かとう先生との距離も近くなってきたように感じます.

実践授業の多いこのコースでは、先に挙げた模型を使い、かとう先生が受講生一人ひとりに対し、丁寧に指導をしていきます。少人数制ということもあってか、受講生たちは質問も気軽にすることができるため、よりリアルタイムでのアドバイスを受けることが可能です。この日はスケーリングのテクニックを細かく教えてもらい、熱心に自身の手用スケーラーを握る受講生たち。かとう先生の厳しくも温かな声が飛んでいました。

時折挟まれる休み時間には、かとう先生に自分の患者について質問をする衛生士もいます。その度に、「今どんな状態なのか」「その患者はしっかりと歯磨きをしているのか」などを聞き、的確にアドバイスをするかとう先生。仕事での悩みや不安を解消しようと奮闘する衛生士には、大きな力になっています。

後半部分は、メーカーの方が来られ、機械や歯科材料についての説明をして頂きました。自分の医院で使っているものもあれば、そうでないものもあり、受講生たちは興味津々の様子。特にカメラについては実際に手にとって、使ってみることのできる場が用意されていたため、カメラの感触や写り具合などをチェックすることができました。そのカメラと併せて紹介された写真整理のためのツールは、撮った写真を患者別に呼び出せるもので、現代を代表するハイテクな機能に、受講生から「すごい」という声も漏れていました。