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『2014年度総会』レポート vol. 3 更新しました!

総会のレポートも今回で最後となります。今回は第五部、六部、七部までを一気にお届け致しますのでぜひご覧ください。

第五部は今井理事による、オープンキャンパスと支部長・支部役員の紹介です。オープンキャンパスは支部を繋いで、全国にセミナーを配信するというコースで、現在は約3ヶ月に1度開かれており、各地で反響を頂いております。今後は4拠点、北海道(北海道&東北)、関東、関西(関西&中部&四国)、九州(九州&沖縄)での配信予定です。その概要と詳細につきまして、今井理事より発表して頂き、その後支部長と支部役員の紹介を致しました。各支部長からはご挨拶もありましたので、抜粋してお伝えします。

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北海道支部支部長 越前屋澄典先生

「北海道はおいしいものがたくさんあるが、食べ慣れてくると慣れてきます。最近感じるのは、スタッフもドクターも一緒であるということ。最初は期待を寄せて入社してきても、途中で慣れてくると辞めてしまうこともある。一旦辞められてしまうとなかなか採用が難しく、特に北海道は歯学部も少ないので採用が非常に困難になります。そこでドクターマニュアルが活躍します。教育にはうってつけであり、入ってきてくれた人材を確実に育てて伸ばすことができます。北海道のオープンキャンパスは、今はアットホームなセミナーで、誰でも溶け込むことができます。今後もスタッフ教育をメインに進めていきますので何卒宜しくお願い致します。」

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東北支部支部長 古賀修一先生

「東北では大学も少なく、歯学部の人数も減ってきています。そこで支部で一致団結し、悩みを解決すべく、各医院の問題を持ち寄ってヒアリングし、オープンキャンパスで関東に問い合わせたりしています。勿論、私がわかるところは私が答えたりもして、基本的に和気藹々としている感じです。そして、東北支部の特徴としては、学生も参加しているところです。学生としてはやはりマニュアルのような一貫した何かがあれば、働きやすく自己成長もできると思っています。教育の部分に関わってくるということをアナウンスし、多くの先生方にそれを伝えていければと思います。」

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関東支部支部長 川手秋馬先生

「関東には118名という多くの会員がおります。その支部の支部長という大役をなぜ私が、ということですが、そもそもMID-Gに関わったのが、スローガンとして掲げられている“日本の歯科教育にエビデンスを”という言葉でした。そんな言葉を掲げる歯科医師は、私が知る中ではおりませんでした。それに共感し、微力ながらお手伝いさせて頂こうと思った次第です。多くの会員の方にオープンキャンパスに参加して頂き、歯科界をいろんな面から盛り上げて(良くして)いきましょう。」

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関西支部支部長 和田匡史先生

「関西支部は活気があり、毎回40~50名ほどの先生方にご参加頂き、皆さんの意見を聞きながら進めさせていただいています。私がMID-Gに興味を持ったきっかけはドクターマニュアルです。このマニュアルシステムを取り入れた結果、とにかく離職率が減りました。せっかく採用した人材を途中で辞めさせることのないよう、医院を安定化させ、その上で成長するというステップを一緒に踏みましょう。」

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九州支部支部長 本田壮一郎先生

「九州支部では支部の活動として、マニュアル作成のサポートを全力で行っていきます。九州は大学も多く、歯学部も充実しているのでそのドクターたちを教育するには良い環境かもしれません。それでも、地域独特の悩みや不安はあるので、オープンキャンパスの場が良い意見交換の場になればと思っています。教育、マネジメントをサポートすべく、九州らしく熱く頑張ります。宜しくお願いします。」

 

次に第六部では森岡理事が、『eラーニングシステムについて』をプレゼン致しました。スマホやタブレットが普及している現代、某有名な塾も生徒たちが自分の好きな時間に自分の好きな科目を勉強することができます。IT環境は整ってきました。次は“整えるから活かす”の時代に来ているのです。森岡理事はeラーニングのシステムについて細かく説明し、MID-Gでeラーニングをどのように行うのか、そのプロセスと仕組みをお話致しました。ぜひともこちらを活用し、医院の教育の役に立てて頂きたく思います。

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そして荒井代表理事による、『ブルーオーシャン2015歯科の未来』が第七部として最後を締めくくりました。

主に内容は、ドイツでの見学の報告で、最新機器や3Dプリンターなどの歯科の未来を想像させるようなものが多数スライドには現れました。いつもは教育に特化した内容のセミナーなので、新鮮な気持ちでご覧になった参加者も多かったかもしれません。最新のCAD/CAMやシロナの機器などこれからの歯科界に必要であろう最新技術に触れ、荒井代表理事もかなり驚かれた様子を見せておりました。

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これらの紹介した最新機器について、どこで新しいデバイスに切り替えるかを考える必要があると言います。今後数年の歯科の方向性を考えるに、子どものむし歯が減り、高齢社会となり、おのずと何かが必要かがわかってくるのではないでしょうか。そんな時代に、どこかで設備投資をして切り替えないとすぐに置いていかれてしまうのです。返済や時期を考えた上で一番良いのは、買いたいときに買うということ。それがタイミングなのだと荒井代表理事は述べました。寿命が伸び、超高齢社会となる未来が予想される今、何ができるのか。そんな世の中で歯科医院として生き残るには何をしたら良いのか。今一度、考えなければならないのかもしれません。未来を知ることは、変化を続けられるものだけが生き残る、という言葉をダーウィンは残しています。もしかしたら、堀江さんの言うグローバル化も、日本が変化せねばならないことの一つではないか、と改めて冒頭に戻り、講演は終了いたしました。

 

2014年度はこの総会をもって幕を閉じました。いろいろなことがあった過去を振り返りながらも、MID-Gはさらに前を向いて邁進していきたいと思っております。ご参加頂きました皆様、賛助会員の皆様、本当に有難うございました。2015年度も宜しくお願い致します。