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SEMINAR REPORT

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開催されたセミナーの詳細をお知らせします

『第1回サテライトオープンキャンパス』レポート更新しました!

先月19日、MIDG発足以来初めてとなる関東オープンキャンパス(サテライト講義)が開催されました。これは、かねてから進めておりました、本部からサテライトを通じて全支部に発信する新たなコースです。今回はテストも兼ねて九州支部のみとの交信となりました。途中心配なところもありましたが、なんとか無事に終了することができました。ご助力頂きました諸先生方、講演者の方々、参加者の皆様にはサテライトのトラブルにつきまして深くお詫び申し上げますとともに、ご協力に感謝致します。

本日の内容はまず、関東支部支部長である清水理事よりMID-Gの概要を少しご説明頂き、その後荒井代表理事による講演、最後に栗林歯科医院の栗林先生より、お話頂きました。

サテライト1

荒井代表理事の講演は、「スターシステム」についてです。スターシステムとは、荒井代表理事の経営するエムズ歯科クリニックで使われている、独自の評価システムのことで、他の医院も同じように真似して使ったり、一部を取り入れたりしています。そのスターシステムについて、物事を習慣づけるにはどうしたら良いのか、スターの差はどこでつくのか、どんな風に業務を振り分けたら良いのか、など事細かに説明致しました。このスターシステムは、つくったあとの導入が一番大変な作業となります。今までなかったものを新たに導入することで募るスタッフの不満や意見、また徐々に現れてくる効果などについても荒井理事は詳しく語りました。今後、この評価システムを取り入れようと思うクリニックの院長先生には貴重なお話となったのではないでしょうか。

サテライト2

最後に、栗林歯科医院の栗林先生より、「すべてはコンセプトから始まった」というタイトルでご講演頂きました。

 

栗林先生は、荒井代表理事と昔から交流があり、マニュアル作成についても早い段階から取り組んで頂いております。そんな先生の中で一番大事なことは、“コンセプト”だそうです。コンセプトとは基本的な概念のことを言います。若いとき、栗林先生は『なぜ、開業をしますか?』という質問を自問自答してきました。なぜなら、勤務医だった頃は「どうやって歯科医師として成長していけば良いのかわからなかった」からです。そんな頃、荒井代表理事と出逢ったそうです。

サテライト3

栗林先生には、作成された立派なマニュアルもご持参頂きました。参加者たちの手に渡ると、それを真剣に眺める姿も。エムズ歯科クリニックのマニュアルに負けず劣らずのマニュアルに、感嘆の声を漏らしていた参加者もいました。

先生は、マニュアルの作成工程、作成後のアップデートの仕方など、かなり詳細に渡ってご説明してくださいました。中でも、「マニュアルを作成するマニュアル」に関してはなかなか作成している医院は少ないのではないでしょうか。

先生は最後に、「なぜ、開業をしますか?」というか質問を今でも考えると述べました。そしてそれを医院のマニュアル活用とともに、参加者の皆様に伝えたいことだと強くおっしゃって、講演に幕を閉じました。

尚、今回の反省点を活かし、次回のオープンキャンパスは10月に開催予定ですので、奮ってご参加ください。詳細は追って発表いたします!