midg

SEMINAR REPORT

INFORMATION & SEMINAR REPORT

開催されたセミナーの詳細をお知らせします

『第6期マニュアル作成コース第3回』セミナーレポート更新しました!

もうそろそろ10月というのにまだまだ暑さが続きますね。会員の皆様、体調等崩されてはいないでしょうか。
そんな夏の気配が残る9月25日。第3回目の【マニュアル作成コース】を開催いたしました!今回のテーマはドクターマニュアルと歯科助手マニュアル。毎年ドクターマニュアルで差がつくことで知られているだけに、理事たちからも「ドクターマニュアルは院長が頑張らないと!」という声も聞こえました。

午前中はその、ドクターマニュアルと助手マニュアルについてのディスカッションを行いました。荒井理事がひとつひとつのグループを周り、飛び交う質問に答えたり、他の理事もさまざまなことを質問されたようです。皆の前では発表しづらいけれど、個人的に聞いて欲しい悩みや質問をするには、このディスカッションはかなり効果を発揮します。もう3回目ともなると、グループ内でもリーダーを中心に、いろいろな会話がなされている様子が伺えました。

お昼には3社、ランチョンセミナーを行っていただきました。業務用のアロマを開発しているアロマスター株式会社様。患者さん、スタッフにも効果のあるアロマの紹介やその効果をお話いただきました。
シロナデンタルステムズ株式会社様には、デジタルデンティストリーの新しい情報を。動画やスライドを巧みに使用し、ご紹介いただきました。
歯科には関係ないと思われがちですが、関心のある方も多いであろう生命保険。その基礎知識、種類、加入例、豆知識などをプルデンシャル生命保険株式会社様にお話いただきました。
その企業様も、15分という短い間に貴重な情報を詰め込んでいただき、有難うございました。その後の休憩時間にも、出展していただいたブースで詳しい話を聞くことができました。

午後は、マニュアル作成コースに参加した先生方の発表です。
まずは、阿南歯科の阿南治先生。スタッフの不満やトラブルが増加し、マニュアルを作成することを決意したそうです。マニュアルを作成するポイントとして挙げていただいたのが、「写真撮影」と「目次」、「動作を分解してマニュアルに落とし込み、オリジナリティーを出す」という三点です。どれも簡単そうで難しいですが、MVPを獲得するには必要なことのようです。
コースを受けるにあたり、やるならMVPを目指そうという意気込みで頑張ったおかげで、クリニックの問題点が解決する、非常に良いマニュアルができたとのことです。まだまだ改善点があるようですが、今後のアップデートが楽しみな阿南先生のマニュアル。ぜひセミナーにお越しいただき、見ていただきたいところです。

二番目にご登壇いただいたのが、歯科EMデンタルクリニックの奥村昌泰先生です。非常に軽快なプレゼンで、ところどころで笑いを誘っていたのがさすが。午後の眠たい時間でしたが、参加者も役員たちも楽しめた内容でした。
プレゼンは主に、実際のマニュアルの作り方を細かにご説明いただいたり、スタッフの動きやチームの動きなどを説明いただいたりと、かなり具体的に語ってもらいました。工夫したことは4点。「明確な役割分担」「作業前の準備と計画」「作業スタッフの環境づくり」「助け合い」。まさにチーム力で勝ち取ったMVPだったのではないでしょうか。

お二人のプレゼンの後は、理事の金平より助成金についての話を、荒井よりスタッフの賞与や退職金についての話をさせていただきました。

どちらもディスカッションの形式で行われ、いろいろな質問が飛び交いました。特に賞与について、退職金については、見直しを考えている先生、導入を考えている先生がいらっしゃったので、きわどい質問が投げかけられる場面も。終始和やかに進められ、最後にレギュレーションマニュアルの採点発表をして、今回のセミナーは幕を閉じました。

マニュアル作成も折り返し地点。そろそろ自分はもちろん、スタッフたちもマニュアルをつくるペースをつかめてきたでしょうか。高得点を獲得した先生方はぜひその調子で。それ以外の先生方も、すべてのマニュアル完成を目指して走りきってください。理事、役員、事務局共々、参加者の皆さんのマニュアルを楽しみにしております!