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SEMINAR REPORT

INFORMATION & SEMINAR REPORT

開催されたセミナーの詳細をお知らせします

『第5期マニュアル作成コース第4回』セミナーレポート更新しました!

2015年も終わりに近づいてきました。今年の冬は暖冬のようで、去年のような大雪にはならない予想です。寒さに凍えることはなさそうですが、エルニーニョ現象が進んでいる結果とも言えますので、暖冬なのに北日本では大雪、などといつもと違う気候にもなりかねません。

そんな天気でしたが、先月30日に【マニュアル作成コース】の第4回目が開催されました。回数も重ねてきて、次第に打ち解けてきた良い雰囲気でセミナーは進みました。今回はドクターと助手、2つのマニュアルを提出だったこともあり、若干疲れが見えた先生もいらっしゃったでしょうか。

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午前中はディスカッションからのスタートでした。皆、自分の作ってきたマニュアルを持ち寄り、苦労した点や今後どう活用していくかを理事や支部役員と話し合います。支部役員も数年前はコースを受けていた受講生の側にいました。マニュアル作成コースを経て、レギュラーコースで導入方法を学んで、更に自分のクリニックを高めようとしておられる先生ばかりです。理事たちよりも参加者には近い場所にいる支部役員に、積極的に質問をする参加者たちの姿も見られました。

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マニュアル作成コースは、いくつかのグループに分かれて席に座って頂いています。そこに、上記の写真のように支部役員または理事が二人ずつついてディスカッションをします。これだけ近くに経験者がいれば、話もしやすいですし、質問も臆せずすることができます。

ディスカッションの後は、荒井代表理事より『プロフェッショナルの流儀』の講演がありました。この講演は、荒井理事の経営するエムズ歯科クリニックの勉強会で一度、スタッフに向けて話をしたことのある内容で、同じスライドを使って、スタッフへの教育について主にお話させて頂きました。

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中にはエムズ歯科クリニックのルールが記されているところもありましたが、参加者の皆さんはどう感じたでしょうか。「社会の常識なんだから知っているはずでは?」「教育は難しい」「エムズはなかなか厳しい」…など、いろいろとご感想を持たれたかと思います。
常識は、知らない人には誰かが教えてあげなくてはならないと、エムズでは考えています。特に、若いスタッフには先輩や上司が教えてあげないと、患者さんの前で恥をかくのは自分たちとなってしまうのです。それが、クリニックの規模が大きくなればなるほど難しくなることも事実です。MID-Gの会員の皆さんには、人に教えられるような知識を持ち、アウトプットできるような人になってほしいと願っています。

お昼にはランチョンセミナーが3社。ケン・デンタリックス株式会社様、フォーユーメディカル株式会社様、メディア株式会社様に、自社の歯科への取り組み、サービスについてご紹介頂きました。ぜひこの機会にご利用ください。

午後からは、田中歯科医院の田中秀直先生、荒木歯科の荒木進先生より、マニュアル作成コースに参加しての、マニュアル作りの過程や苦労などをお話頂きました。

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田中先生も荒木先生も、エムズにはない独自のマニュアルを取り入れておられる先生方です。田中先生のクリニックには、入社前マニュアルというものがあるそうです。入社の前に覚えてほしいことをまとめたマニュアルで、新入社員には全員配っているそうです。
荒木先生のクリニックにはセレックのマニュアルがあります。当日はいくつか持ってきて頂いたので、ご覧になった先生方もおられたのではないでしょうか。
こうしたオリジナルのマニュアルを作成し、自分で自分のクリニックに合うようにマニュアルの取捨選択をできるようになるところまで、ぜひ頑張って頂きたいと思います。

次に、荒井代表理事からeラーニングの紹介がありました。MID-Gで今年推し進めているこのプロジェクトですが、最近ついに無料体験ができるようになりました。

https://midg.study.jp/spn/

こちらよりログイン画面を表示し、下部に記載してあるサンプルのIDとパスワードをいれると、いくつかのコンテンツを無料で閲覧することができます。「eラーニングとはどんなものかわからない」「どんな風に映像を見ることができるのか気になる」という先生方、ぜひご活用ください。入会も受け付けておりますので、事務局までお問い合わせください。

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最後には質疑応答、そしてMID-Gの活動の報告などを行い、セミナーは終了しました。質問の中には、今後の高齢化に伴った介護休暇の問題や、エムズ歯科でも取り組んでいる訪問歯科、3Dプリンターなど、次に何が待ち受けているのかの展望を語る様子もありました。歯科界を取り巻く事情も、環境も、日々変わっていきます。それに取り残されないようにするためにも、情報のシェアをMID-Gを通して行って頂ければ幸甚に存じます。