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開催されたセミナーの詳細をお知らせします

【第3期 マニュアル作成コース 第4回 vol1】レポート更新しました。

先日、11月24日。品川にあるMID-Gセミナー室にて、第4回目の「マニュアル作成コース」が開催されました。午前と午後の部に分かれて行われた今回のコースは、午前の部ではMID-Gの田中理事からMID-Gの紹介とブルーオーシャン経営の概要をお話頂きました。ブルーオーシャン経営とは、代表理事の荒井が推し進めている経営方法であり、「競争のない未開拓市場」のことを言います。そのブルーオーシャン経営とは何か、歯科界においてはどのような経営を指すのかを語って頂きました。続いて、休憩をはさみ、山口県で開業をされている折田隆二先生によるマニュアル活用と自医院の経営、MID-G理事でもある佐藤理事による販促ツールの紹介、最後に荒井理事からのトリートメントコーディネーターの方針を講演頂きました。4人の講演者の方々による貴重なお話は、長いようで短く、あっという間の一日だったかと思います。今回はVol. 1とし、3人の先生方の講演のレポートをお届けします。

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講演のトップバッターは、渋谷にて開業しており、MID-Gの理事でもある田中健久理事です。田中理事からは、①人に関する情報 ②物に関する情報 ③お金に関する情報 の三つの情報から、④経営戦略を考えるというアウトラインで進めて頂きました。実際に数字を目にしたことで、歯科業界の現状を理解することができたのではないでしょうか。

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特に力をいれていたのが最後の④戦略についてです。かつて、ブルーオーシャンが叫ばれていたインプラント市場。しかしながら、バブルは終息を迎え、もう既にレッドオーシャン(競争の激しい既存市場)となってしまっている現状があります。それを開拓しようと考えられたのが『ブルーアイランド戦略』です。小さくて誰もいないような無人島を探して陸にあがることでライバルのいない市場での経営ができる、というものですが、一体ライバルがいない島とはどこなのでしょうか?田中理事は「自分の医院こそがその島なのだ」と強く訴えます。自医院でとことん勝負をし、確実に患者を獲得できるような経営の仕組みをつくることがライバルのいない島で成功することであると言われました。そのためにやらなければいけないこと、小冊子の活用やポスター、動画の作成などを、本講演ではたっぷりと語って頂きました。

お昼休憩をはさみ、次に登場して頂いたのは山口県で開業をされております折田隆二先生です。折田先生は、MID-Gの各セミナーにもご参加頂き、第2期マニュアル作成コースではMVPも獲得されています。また、2013年5月には分院、歯科・矯正歯科アールクリニックも開業し、山口県では有数の歯科医院として活躍されています。

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折田先生には、「開業から23年もたっているのになぜ今さらマニュアルづくりなのか?」というテーマで、先生の自分史、医院の沿革、そしてマニュアルがいかに大切かということまでを余すところなくお話頂きました。元々、MID-Gにご参加頂く前からマニュアルを導入していた折田先生は、荒井理事の推奨するマニュアルの作成と導入に共感し、MID-Gに関わり始めてから、事務員の採用、マニュアルの運用、評価制度の導入を行い、今では全体治療計画や治療計画工程表等はエムズ歯科クリニックのものを運用し、利用して頂いています。スタッフアンケートの結果を見る限り、マニュアルの効果ははっきりと表れているのがわかります。

新規に開業された歯科・矯正歯科アールクリニックの外観や看板、医院紹介の動画を見た参加者からは「すごい」の声も漏れ、自分の医院もあんな風になれたら、と思いを馳せている姿が見られました。

次に講演頂いたのは、MID-Gの理事でもあり、秋田で開業されている佐藤弘樹理事です。佐藤理事からは、世界から見た日本のインプラント市場から、小冊子、販促ツールの説明を頂きました。

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佐藤理事は、鹿児島で開業されている吉留先生にお越しいただいてアドバイスを受けられたそうです。その際、「ブランド化を図るため、インプラントの値段を上げたほうが良い」との助言を吉留先生から頂きました。それを元に、自医院のスタッフによるガイドの作成、ブランド化を図るためのツールを作成し、患者へと提供した結果、値段が上がったにも関わらず、一昨年前よりインプラントの本数が二倍になったそうです。時間の関係で短い講演ではありましたが、事実と結果を明確にお話頂き、参加者たちも真剣に耳を傾けていました。

さて、最後の講演は代表の荒井理事です。この講演の模様は、次回Vol.2にてお送り致しますので、是非ご覧ください。