2026年第2期論文執筆コース / 全10回
開業医にいながら論文執筆を!
お申込みには、MID-Gに入会する事が必須条件です。
詳細については「メンバーシップ」からご確認ください。
【キャンセルポリシー】
お申し込み後のキャンセルについては、開催日の90日前までにご連絡ください。以降は、89〜60日前までは受講料の50%、59〜30日前までは受講料の70%、29〜15日前までは受講料の90%、14日以内または開催日までご連絡のない場合は受講料の100%の違約金を申し受けますのでご了承ください。
いくつもの論文を作り、幾多の学生を育ててこられた長崎大学歯学部教授を中心とした講師陣より、前半は7回の座学から学び、後半は3回に渡り各々の論文テーマに分かれて論文や学会発表を作成します。
担当いただく教授のご指導のもと、投稿アクセプトまでができる全10回2年制の画期的なコースです。院長や勤務医以外に国家資格を有する専門職のスタッフ様にもご参加いただけます。

各論
❶「学会とは」「学会発表とは」「論文とは」
❷「臨床研究・倫理審査について」「研究計画書」
❸「EBMについて」「科学的根拠の信頼性と研究スタイル」「様々な研究スタイルとその特徴」「論文検索の仕方」「EBM/EBDの実践例」
❹「歯科医学統計の基礎からの発展」
❺「論文の書き方」
❻「論文執筆時の留意点」
❼「臨床研究論文と症例報告論文の実践」
講師陣(講義開催順)
長崎大学生命医科学域
口腔インプラント学分野
澤瀬 隆 教授
日本補綴歯科学会 指導医・専門医
日本口腔インプラント学会
指導医・専門医
長崎大学生命医科学域
先進口腔医療開発学分野
住田 吉慶 教授
日本再生医療学会 認定医
北海道大学大学院歯学研究院口腔
機能学分野冠橋義歯補綴学教室
黒嶋 伸一郎 教授
日本補綴歯科学会 指導医・専門医
日本老年歯科医学会 専門医
日本口腔インプラント学会 専修医
東京科学大学大学院医歯学総合研究科
歯科公衆衛生学分野
相田 潤 教授
日本口腔衛生学会 専門医・指導医
日本疫学会上級疫学 専門家
長崎大学生命医科学域
歯周歯内治療学分野
吉村 篤利 教授
日本歯周病学会 専門医・指導医
日本歯科保存学会 専門医・指導医
長崎大学病院
口腔管理センター
鵜飼 孝 教授
日本歯周病学会 専門医・指導医
日本歯科保存学会 専門医・指導医
昭和大学歯学部口腔外科学講座
顎顔面口腔外科学部門
大場 誠悟 准教授
日本口腔外科学会 指導医・専門医
日本顎顔面インプラント学会
指導医・専門医
第1回 | 学会とは」「学会発表とは」「論文とは | 2026年4月11日(土) |
---|---|---|
第2回 | 臨床研究・倫理審査について」「研究計画書 | 2026年6月13日(土) |
第3回 | EBMについて | 2026年8月8日(土) |
第4回 | 歯科医学統計の基礎からの発展 | 2026年10月10日(土) |
第5回 | 論文の書き方 | 2026年12月12日(土) |
第6回 | 論文執筆時の留意点 | 2027年2月13日(土) |
第7回 | 臨床研究論文と症例報告論文の実践 | 2027年4月10日(土) |
第8回 | 執筆|グループディスカッション+受講者進捗プレゼン | 2027年6月12日(土) |
第9回 | 執筆|グループディスカッション+受講者進捗プレゼン | 2027年8月7日(土) |
第10回 | 執筆|グループディスカッション+受講者進捗プレゼン | 2027年10月9日(土) |
参加者の声
参加者の声1
論文を「読む」ものから「書く」ものへ
黒嶋伸一郎先生の元でチームを組み、118本の論文をピックアップしキーワードをまとめIJIDへ投稿。私は今回『文献レビュー』を選びましたが、約1年半の取り組みで論文を載せることができました。今まで論文は「読む」ものでしたが、論文とは何か、倫理について、計画書作成のノウハウ、様々な研究スタイルの違いなど、論文を「書く」ための学びがある画期的なコースです。
『薬物関連の顎骨壊死に対する臨床的考察:包括的な文献レビュー』 International Journal of Implant Dentistry (2021) 7:47
参加者の声3
論文執筆コースを受講した理由
一般開業医である私がなぜ受講しようと思ったのか。それは、「どのように論文を調べて利用すればいいのか」を知りたかったからです。大学院を出ずに一般開業医に勤務した先生方ならご理解いただけると思いますが、どこの媒体からどのように調べるか全くわかっていませんでした。受講して丁寧にご指導医だたけたおかげで、論文を載せることまでできました。
『歯根完成第三大臼歯自家移植後の歯髄生着についての検討』 日本歯科保存学雑誌, 64(5),348-354,2021-10
よくある質問
すでに他の大学院に所属していますが、論文が完成し、投稿する場合には長崎大学の名前になるのか、それとも所属している大学名になるのか、どちらでしょうか?
- A
本コースは、大学等にゆかりがないものの論文執筆を願う先生方を対象としたもので、既に大学院所属とのことでしたら、そちらでご指導いただくのがよろしいかと存じます。
Q
どの大学でも矯正科に入るのが難しいですが、長崎大学に所属した場合は、矯正科に入り、認定医を取るまでのフォローを教授たちがしてくれるのでしょうか?
- A
残念ながら、インストラクターに矯正歯科を専門とするものがおりませんので、ご期待に応えることができません。
Q
長崎大学に所属しないと論文は投稿できないのでしょうか?
また、必ず長崎大学に所属しないといけないのでしょうか?
- A
必ずしも所属する必要はありませんが、臨床研究論文を作成する場合、倫理審査を受ける必要があり、その際は所属していただくことが必要になります。
Q
論文には研究がつきものというイメージがありますが、開業医の私がどこで何を研究すればいいのでしょうか?
- A
論文には実験的研究をして作成する論文の他に、臨床例を報告する症例報告論文、テーマに沿ういくつかの臨床例をまとめたケースシリーズ研究論文、基準に沿う患者様の経過をまとめたコホート研究論文、過去の論文をレビューした総説論文等がございます。今回受講される先生方には臨床例を題材とした論文や総説論文が適しているかと存じます。。
Q
受講するメリットは何でしょうか?
- A
・日常臨床の疑問に対して、研究ができる。
・書くことを通して、論文の種類・読み方・検索の仕方が学べる。
・学会によっては、筆頭論文がないと指導医等が目指せないが、開業医にいると書くことが難しい。
・コース内に各専門分野の教授が揃っているので、複数のジャンルを複合した相談・研究がしやすい。