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MEETING

日本国際歯科大会2023

MID-Gの13年間の軌跡と今後の歯科未来予想〜学術・教育・経営のバランスを達成する〜

日本国際歯科大会 MID-Gセッション CM

日時2023年9月29日(日)13:30〜17:00

会場パシフィコ横浜ノース4Bホール


第一部 13:30〜14:00

MID-Gの設立と『Penn-Harvardコース』を振り返ることでわかること

MID-Gを立ち上げてから12年が経過した。この間、様々なTopicsがあったが、やはり最も思い出深いことの1つには、アメリカでの研修『Penn-Harvardコース』(海外研修コース)が挙げられる。各期40名の定員で第8期まで行ったので、全部で300名近い歯科医師の先生方と渡米して勉強した。主にインプラントや審美・ペリオの内容が多かったが、CAD/CAMの黎明期であったこともあり、デジタルの習得にも大いに役に立った。今回は、当時のMID-G理事に加え、現地でアテンドしていただいた和田圭祐教授を交えて、この10年の治療の進化について考察したい。

  • 講演者


    MID-G最高顧問
    荒井 昌海

    荒井 昌海

    医療法人社団 翔舞会
    エムズ歯科クリニック

    MID-G参与
    飯田 吉郎

    飯田 吉郎

    医療法人 ナディアパーク
    デンタルセンター
    理事長

    MID-G参与
    金平 俊毅

    金平 俊毅

    京都駅前デンタル
    クリニック
    院長

    MID-G参与
    佐藤 弘樹

    佐藤 弘樹

    医療法人社団 宝樹会
    城東歯科クリニック
    理事長

    MID-G参与
    森岡 千尋

    森岡 千尋

    医療法人 輝翔会
    西大津歯科医院
    理事長

    特別ゲスト
    和田 圭祐

    和田 圭祐 先生

    医療法人社団 BRIGHT
    i-スマイル歯科クリニック東京 理事長

第二部 14:00〜14:30

2040年を見据えた医院創り 〜歯科のミライ〜

どんなに高い技術を持っていたとしても、歯科医師1人だけでは「質の高い歯科医療」を「継続的に提供し続ける」ことはできない。この2つを両立させるためには、臨床とマネージメントのバランスが重要となってくる。労働力人口の減少するなか、働き方改革の推進、優秀な人材の採用、教育システムの確立、DXによる効率化を行い、本来の業務に注力できる環境・組織の構築が望まれる。日本歯科医学会の提言する地域支援型多機能歯科診療所(1.5次医療機関)構想も交え、「歯科のミライ」をMID-Gの視点から多角的に考察していきたい。

  • 講演者


    MID-G代表理事
    栗林 研治

    栗林 研治

    医療法人社団
    栗林歯科医院
    理事長

    MID-G顧問
    和田 匡史

    和田 匡史

    医療法人 和田歯科医院
    理事長

    MID-G参与
    立浪 康晴

    立浪 康晴

    医療法人社団 星陵会
    たちなみ歯科口腔外科クリニック 理事長

    MID-G参与
    武知 幸久

    武知 幸久

    医療法人社団 翔志会
    たけち歯科クリニック
    理事長

第三部(学術) 14:30〜15:30

Digital dentistry の最前線とはじめの一歩

DX化と言う大きな波は歯科医療界にも押し寄せており、その変化のスピードは増すばかりである。この波に乗り遅れないためにも、我々は常に最新の情報にアップデートしていく必要がある。歯科でのDX化(Digital dentistry)によって、生産性の向上、患者さんへの情報提供の効率化等、様々な恩恵に与ることができる。しかしながら世の中には数多くのデジタル機器が溢れており、それらの機器も日々アップデートされており、全てを理解するのは容易ではない。今回は「IOS」「aligner 矯正」「Digital smile design」の3つにフォーカスし、日常臨床を交えてこれから Digital dentistry を踏み出して行くための最初のポイントについてMID-Gの視点から考察したい。

  • 講演者


    MID-G役員
    鈴木 温

    鈴木 温

    医療法人 すずき歯科
    理事長

    MID-G理事
    白﨑 俊

    白﨑 俊

    医療法人 なないろ歯科・こども矯正歯科クリニック 理事長

    MID-G役員
    河底 晴紀

    河底 晴紀

    河底歯科・矯正歯科
    院長

    MID-G役員
    白﨑 俊

    川手 秋馬

    川手歯科クリニック
    院長

第四部(教育) 15:30〜16:30

MID-Gで教育を学び続けた10年間を事例と共に振り返る

MID-Gで学び続け10年が経過した。その間に時代は平成から令和に変わり、多くの歯科医院では昭和生まれからゆとり世代まで時代背景が異なる人材が混在するようになった。それに伴う課題の1つとして教育方法の模索があった。MID-Gの教育方法としては、マニュアルを用いた座学やGPアカデミーを用いた実習を行うことで、再現性の高い教育を行い、道徳や社会人マナーを伝えることにより、歯科で活躍できる人材育成を行っている。今回は歯科医院における教育の目的や現在の課題について、MID-Gの役員と共に事例を用いて考察をしたい。

  • 講演者


    MID-G役員
    青木 一太

    青木 一太

    医療法人社団 一心会
    新札幌いった歯科
    理事長

    MID-G東日本支部長
    神部 賢

    神部 賢

    神部歯科医院
    院長

    MID-G西日本支部長
    田中 秀直

    田中 秀直

    医療法人 田中歯科医院
    理事長

    MID-G理事
    山井 裕生

    山井 裕生

    医療法人社団 一六三会
    高津デンタルクリニック163 理事長

第五部(経営) 16:30〜17:30

DXによる効率化と生産性の向上から考える歯科の未来の姿

現在の歯科を運営する上で課題に上げられるのは、人口減少に伴うスタッフの確保と生産性の向上であることは確かである。そこで必要となってくるのが、診療時間や収入・福利厚生などの労働環境の向上と、DXによる効率化と生産性や正確性の向上である。アプリや最新治療機器の導入により、人の手で行っていた単純作業や診療業務をデジタル化することで、スタッフの労働負荷を減らしつつも技術力や診断力を担保し、永続的に優れた歯科治療を提供できる診療体制を確立できる環境は整いつつある。あらゆる機器や技術を精査し、今後考えられる歯科の未来のあるべき姿を提唱していきたい。

  • 講演者


    MID-G役員
    吉見 哲朗

    吉見 哲朗

    医療法人社団
    アップル歯科クリニック
    理事長

    MID-G役員
    井田 洋一郎

    井田 洋一郎

    医療法人社団 Smiles
    理事長

    MID-G役員
    稲田 展久

    稲田 展久

    いなだ歯科
    院長

    MID-G役員
    笠井 啓次

    笠井 啓次

    医療法人 大木会
    大木歯科医院
    理事長